和国的茶器，贵在那个洗练上

人的物欲是有多强呢？我不知道，但是我想，那份执着未尝不是一件好事。在看《战国鬼才传》的第一话，那个屡屡起阳甲之兵，攻灭公方，焚灭大佛殿的松永弹正忠，那份贪婪，让怀吞天下欲念的右府也无法得偿所愿。古天明平蜘蛛貌似是铁质的茶釜吧，被无情的业火熔化真的是令人扼腕。不过想到右府丧命的天正十年六月初二日，还是有更多的名物损毁，不急慢慢看鬼才传的故事好了，话说能够如古田织部一样沉溺在什么之间，也倒是很有趣味的样子。那个九十九发茄子在日本国王源道义手下流转在弹正和上总介手里，躲过了惟任日向的谋逆，即便随着丰家一起燃烧在难波，还是被大御所所修复了。看过它的录像，釉色上的白丝很纤细的样子，更接近于陶而不是瓷器吧，如此看来当时的高丽青瓷和明国的窑造又是不同的味道。那个得名“九十九”，是因为珠光用九十九贯购入的茶入呢，还是“白”是“百”字减一呢，不得而知。不过还是用了业平的物语：百とせに一とせ足らぬ九十九髪我を恋ふらし面影に见ゆ。摘抄一段弹正最后的物语吧，聊记一下——されば、形勢は一挙に逆転し、城兵は浮き足立った。「味方に謀反人が出たぞ！そびらより討たるるぞ！」恐怖した松永勢は四分五裂となった。久秀は退いて本丸に入る。「いよいよ最期のときが参ったか。この世に生まれきて、よき夢を見させて貰いしものよ。また変わった夢を見させてもらおうかえ。死んでのちの行き先は三千大千世界や、この世は一時の夢よ。人は裸で生まれ、裸で死ぬ。さて、わしが珍重いたせし諸道具を焼き棄てるべし。」彼は和漢の七珍万宝をすべて火中に投じた。玉澗、顔輝、舜挙、趙昌、馬遠、雪舟の絵。羲之、子昂、道風、行成、貫之、公任、俊成、定家の墨跡。名香、茶入れ、茶碗、釜、水指などの逸品も数知れず焼く。「これはかねて信長に再三所望されしものなれば、あやつには渡さぬ。」久秀は平蜘蛛という天下に名高い茶釜を床に投げつけ、粉々に打ち砕く。彼は火炎のなかで右衛門佐久通以下一族十一人、郎党二百三十余人とともに切腹し、六十八歳の生涯を閉じた。梟雄といわれた久秀の最期は、五畿内に名を馳せた戦国武将にふさわしい、潔いものであった。